次女、ダウン②

高熱が出始めて、毎日様子を見に来てくれる大家さん。
次女の熱が三日経っても下がらないことを心配して
「この薬を飲ませなさい」
と持って来てくれた。
薬3
大家さん曰く
「自然から作られたタイの薬。熱、吐き気、喉の痛み、鼻水、何にでも効くし
薬草だから害がない。」
ものらしい。
薬の袋には「菩提樹の葉の薬」と書いてある。
タイの漢方薬みたいなものだろう。
「病院の薬と併用しても、ハーブだから大丈夫。」
と言われ、早速試すことにした。
まだ錠剤が飲めない次女。
粉々にして与えたのだが、とてもマズイと言って吐き出してしまう。
しまいには泣いて嫌がるほどマズイと言うのだ。
確かにニオイは漢方薬のニオイだし、菩提樹の葉だからおいしくなさそうだ。
次女には諦めて、錠剤が飲める私や長女の常備薬として取っておくことにした。
あまり薬に頼りたくない私にとって、自然から作られたタイの薬は貴重である。
高熱が続き四日目。
私は「次女はインフルエンザだ」と確信した。
熱の出方、グッタリ度合いから見て、インフルエンザに違いない!
こうなったら、焦らず、自然治癒するのを待つしかない。
高熱でも、食欲ゼロにならないところが次女のスゴイところ!
熱にうなされながらも、「カオピン食べたい」「肉まん食べたい」「みかん食べたい」と
言ってくれる。
私は次女の為に何度も買い物へ行った。
そして、喉ごしのいいものが食べたい時に助かるのがコレ。
「カノムジン」である。
薬1
これは、米粉で作られた生麺、「生ビーフン」である。
しかも、発酵した麺なので、常温でも腐らず、2、3日は保つのである。
発酵麺だけあって、多少独特な香りがするが、味を付けてしまえば気にならない。
タイでは「カノムジン」を、ラーメンの麺代わりにしたり、グリーンカレーと食べたり、
スープに入れたり、ソムタム(辛い青パパイヤサラダ)と和えたり、レタスに巻いて辛いタレを付けて
食べたり、様々な食べ方をする。
しかし、我が家はカノムジンで「そうめん」をする。
麺つゆで食すのみ。
熱の時、暑い時期、食欲がわかないときは、お世話になるカノムジン。
米から出来てるから、小麦粉より体に良さそうだ。
三女の小腹対策にもグッド
薬2
そして。
高熱が出て5日目。
ようやく平熱に戻った!
やった?!次女よ、よく頑張った!
自力でインフルエンザをやっつけたぞ?!
体力は落ちてるものの、あと数日体を休めれば元気になるだろう。
次女が寝込んでる間、
「妹が病気だと静かだよね?」
と言っていた長女。
喧嘩相手がいないと物足りないらしい。
確かに、静かだし、私の怒る回数は激減するし、朝は時間が余るほど。
いかに、次女に費やす時間が多いかがわかる。。。
何はともあれ、元気が一番!
うるさかろうが、元気が一番!
いつもの喧嘩が始まり私の怒鳴り声が響くのも、時間の問題だ。
そして今一番の心配ごと。
インフルエンザが長女とワタシに移っていないことを願うワタシである。。。
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