先生から焼き鳥やさんへ

先日。

私は、市場に自転車で行った帰り、いつもと違う道を走っていた。

すると、偶然通りかかった道端で、知っている顔を発見した!

「あっ!モック先生だ!」

と思い、思わず私は

「モックせんせーい!」

と日本語で声をかけてしまった。

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モック先生は、以前、我が家にタイ語を教えに来てくれた家庭教師の先生。

モック先生は、この町の公立学校の先生をしているはず。

それなのに、ムーピン屋(焼き豚屋)をやっているではないか!

私は、あわてて自転車を止め、モック先生のところへ行った。

「モック先生!ムーピン売ってるの?学校は?」

と私が尋ねると、モック先生は

「定年退職したから、先生はやめて、ムーピンを売ることにした」

というのだ。

「そうだったのか!」

と私は納得した。

それにしても、いつでもどこでも好きなときにお店を出せるとは、タイっていい国だなー、と思った。

日本で飲食店を出すとしたら、資本金やら、資格やら、検査などいろんな問題をクリアしなければならない。

タイはいい加減だけど、自由でもある。

モック先生のお店は、テーブルとパラソルだけ。

テーブルの上に、焼いたムーピンともち米を置いている。

その時、私は、しばらくモック先生と立ち話していたのだが、その間にもお客さんが数人やってきて、ムーピンは完売してしまった。

もちろん、完売する前に、私は買っておいたが。

ムーピンの味や大きさは、お店によって異なる。

モック先生のムーピンは、大き目で肉が柔らかく、うちの子供達は大好きである。

最近では、週末になると、みんなで買いに行っている。
モック先生
定年退職後も、誰にも雇われず、自分でお金を稼ぐことができるのはタイのいいところだ。

私は外国人だから、タイでお店を開くにはビザが必要だがもし可能であれば、ぜひ

「おにぎりや」

をやってみたいと思うワタシである・・・。

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コメント

  1. mammy pig より:

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    おもしろいね!
    私もお弁当やとかやってみたいなぁ~
    オーストラリアは、飲食店はもうかるけれど、やっぱり政府の許可が厳しく、ライセンス取ったりするのがたいへんそうだし、土地代も高いし、長時間がっつり営業しないと稼げなそうなんだよねー。
    ムーピンおいしそうだな~

  2. ぱこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメントありがとう!
    タイは、いきなりテーブル出して、コーラとか並べてジュース屋さん始めてみたり
    籠にふかしイモ入れて、売ってたりと、本当に自由と言うか、何でもアリで
    面白いよー。
    たぶん、観光客やある程度いいレベルの生活を送っている外国人なんかは
    市場や現地人が売ってるものは、買わないんだろうけど
    うちは、当たり前のように、お世話になってるよ。
    売ってるジュースの中に蜂とか蟻がよく入っているけど
    クレームなんか、ないんだろうね。
    ムーピン、美味しいよ~!
    日本の焼き鳥のタレよりも甘みが強いんだけど、
    これがもち米に合って美味しいの!
    PAKO