??1年

7月1日。
この町で暮らし始めて、ちょうど一年が経った!
娘達に、そして自分に、オメデトウ!
タイに来て、再び母子水入らずで生活を始め、タイでの自立した生活のスタートを
切ったのがちょうど一年前。
大家さんとの素晴らしい出会いがあったと同時に
大家さんには、お世話になりっ放しの、この一年であった。
お世話と言うより、迷惑かけっ放しと言っても過言ではない
先日も大量のマンゴーとパパイヤを頂いたところだ。
ぷ2
そんな訳で、「一年間ありがとう」のお礼をしたいと考えていた私。
「リッチな大家さんに、安物あげても喜ばないだろうし。。。」
と悩んでいたここ数日。
そうだ!
何か手作りして差し上げよう!
と、考えついたのがコレ。
「バナナ&レーズン ケーキ」
ぷ1
大家さんから頂いたバナナと、これまた大家さんが「貰ったが食べ切れない」と言って
我が家にお裾分けしてくれたレーズンを使って、ケーキを作ろうと思ったのだ。
バナナのおやつはタイでたくさんあるが、どれもタイ風である。
目先を変えて、洋風に作るのはどうか、と考えたのだ。
材料は簡単。
小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、バナナ、レーズン、卵、ココナツミルクである。
レシピでは「牛乳」であるが、タイ人好みに「ココナツミルク」に変えてみた。
しかし。
我が家にはレンジもなければ、オーブンもない。
ということで、「炊飯器で作れるケーキ」である。
オーブンで焼いたケーキほど、本格的ではないし食感も劣ってしまうが
仕方ない。
私は練習を兼ねて、数日前に「炊飯器バナナケーキ」を作って見た。
熟れたバナナの甘みが、加熱することで更に甘みを増している。
なかなかイケる!
このケーキは出来たてもいいが、一日寝かせた方が美味しいということと
朝一番で、子供達が学校へ行く前にみんなで大家さんに渡したかったので
今回は前日に作っておくことにした。
昼間のうちに焼いておいたケーキ。
学校から帰って来た娘達に味見をしてもらった。
「美味しい!」
と、長女と次女。
そして
「もっと!もっと!」
と欲しがる次女に
「今回は大家さんにあげるから、味見は少ししか出来ないんだ。」
と私が言うと、ふてくされる次女。。。
「ふてくされるほど美味しいなら、大家さんも喜んでくれるだろう!」
とホッとしたワタシ。
ラッピング用に、長女にリボンを編んで貰った。
翌朝。
ケーキを袋に入れ、リボンをかける。
(朝の忙しさですっかり写真を撮り忘れてしまったのが残念!)
大家さんに渡すため、いつもより少し早目に外に出た。
いたいた!
みんなで大家さんに挨拶し
「今日でここに住んでちょうど一年なんだ!お礼に。。。」
と言って、ケーキを渡した。
大家さんはケーキを渡されビックリしたようだったが
訳を話すと喜んでくれた。
大家さんは三女を見て
「一年前は歩けなかったのに、歩けるようになったね!
一年前はしゃべれなかったのに、タイ語が少しわかるようになったね!」
と、三女の成長ぶりを喜んでくれた。
確かに、幼児の一年は大きいものだ。
しかし、三女だけではない。
長女も次女も、一年前には想像もできないほど、大きく大きく成長した。
不自由なことも多々あるだろうが、娘達は本当によく頑張ってくれていると思う。
娘達に感謝しつつ、いつものように
「がんばってね!」
と声を掛けながら、大家さんと一緒に娘達を送り出した。
そして。
「このケーキには何が入ってるんだ?カノム イープン ( 日本のお菓子か)?」
と興味津々な大家さん。
「美味しく食べてくれるといいな?」と思うと同時に
カタチだけでなく、心から感謝していることが伝わっているといいなあと
思うワタシである。。。
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