始めての友人!

9月末は、タイの学校の前期期末テストがあった。
どの学校でも同じ時期に行われるようだ。
あまり馴染めなかった今の学校も、「あと少しで終わる!」と長女は意気込んでいた。
いよいよ最終登校日が終わり、姉妹揃ってスクールバスで帰宅。
すると、長女が
「ママ?、明日お友達と遊んでいい?」と嬉しそうに言ってきた。
友達?いたっけ?っていう状態だったので、どんな友達???って少し不安だった。
長女は友達の連絡先を聞いてきたようで、「18時に電話する」約束をしてきたと言う。
そして待ちに待った18時。
長女が電話をしてタイ語でしゃべってる。
「明日、何時に、どこで待ち合わせするか」を決めてるようだが全然通じてない。。。
時間は決められたものの、待ち合わせ場所のセブンイレブンの場所が説明できない。。。
ちなみにこの町にはセブンイレブンは三つしかないのだが、その中でも一番説明のしにくい
セブンイレブンがうちの近所のセブンイレブンなのだ。
子供同士では話がつかず、親同士で話すことに。。。
「大通り沿いの小さなセブンイレブンです。。。病院の方じゃなくて。。。えっと。。。」
私のタイ語も電話を通じるとさらにレベルが落ちてしまうので、相手のママさんも
「マイカオチャイ」(わからない)
と笑ってる。
困ったな?と思ってたら、長女が、
「友達のママは英語が話せるらしいよ」って。
何だよ?早く言ってよ?(タイ語より英語の方がマシな私)と思いながら
英語であっさり約束できた。ホッ。
そして翌日、待ち合わせの時間になり近所のセブンイレブンに行ったが。。。
しばらく経っても来ない来ない。
タイ人は時間にルーズだし、30分や1時間の誤差は当たり前なところがある。
でも「時間に遅れること、人を待たすこと、は良くないよ」っていう私の教えが
身についてる我が子達は、タイ人の時間の感覚にまだ慣れていないようだった。私も。
本当に来るのか、ドタキャンされてないか、昨日の電話の内容は通じていたのか、
1分がすごーく長く感じ始め不安になって来た頃、ようやくその友達がやって来たのだ?
「サワディーカー」
明るく清潔感のあるお母さんと愛嬌ある背の高い女の子だった。センディちゃん。
お母さんも一緒に我が家まで来てもらい、子供達が遊んでる間、親同士もおしゃべりしてた。
お母さんは町の病院で看護婦をしているらしく、途中で仕事に戻り、また夕方お迎えに来て
もらうことになった。
センディは同じ町に住む9歳の女の子。バレーボールをやっている高校生のお兄ちゃんがいて、
日本女子バレーボール選手にファンがいるらしい。そのため日本語を勉強したいそうだ。
センディのお父さんは以前日本人の友達がいたらしく、親日家のご家族みたい。
お父さんは音楽の先生だそうで、センディも歌や楽器が上手だそうだ。
最初は長女もセンディも緊張していたみたいだけど、すぐに打ち解けていつもの長女らしく
遊んでいた。カタコトのタイ語しか話せないけど、一生懸命伝えようとする長女と
一生懸命理解しようとするセンディを見ていて心から嬉しかった。
長女がこんなにリラックスして同じ年齢の子と遊ぶのはセンディが初めてだったし
何よりもセンディの方から長女のことを気に入ってくれたことが嬉しかった。
(ニホンジン、ひとりぼっちでカワイソウだから遊んでアゲル)じゃ嫌だから。
ーそして
秋休みに入ってから、毎日毎日毎日遊ぶ仲になったのだった。
ここ数日で長女がタイ語を口にする回数が増えてきたのも気のせいではないハズ。
「友達の力ってすごいわ?」って感じる一週間だった。
タイ語
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