子育て10年目の思い

12月18日は長女の誕生日。
「9歳長女」ではなく「10歳長女」になるのだ。
「一つ、二つ、三つ・・・九つ」
『「つ」がつく年齢は手を掛けて、「つ」がつかない年齢になったら手を放せ』
と、育児書で読んだことがある。
長女のときは、育児書を何十冊も読みあさり、ほとんど記憶にないものが多いのだが
この言葉だけは何故か心に残っていた。
「10歳までは手をかけよう。10歳までは親が一番大きな存在。」
と思ってやって来た。
もちろん、これからも手を掛け大事に育てて行くつもりであるが
これからは私が彼女に指示したり誘導するばかりでなく、彼女の自主性を尊重するというか
親から自立するためのお手伝いに回ろうと思う。
10歳にもなれば、親との時間より友達との時間の方が有意義である。
外の世界にどんどん踏み出して行けるよう、私は彼女の安全地帯でありたいと思った。
先日の夕飯時。
「成人するまであと半分か?。あっという間だね。」
と私が呟くと
「あと半分したら働かなきゃいけないんでしょ。そしたら家出しないといけないんでしょ??」
と言っていた長女。
一人暮らしを家出だと思っている。。。
「サンタクロースからあと10回しかプレゼント貰えないの??何を貰うか考えておかなきゃ!」
とまだまだオモチャ大好きな長女。
「恋人ができるまでは、ずっとママと一緒に暮らしたい!」
と言う甘えん坊な長女。
「何言ってるの!恋人が出来たって結婚するまでは家に居るのよ!」
と返事してしまったが。。。
こんな子供目線の会話なんて、いつまで出来るんだろう。
これからの10年で、彼女は世の中のこと、外の世界をどんどん知ることになる。
もう「すっとぼけた」発言なんてしなくなるだろう。
今までの10年は、子供として扱うだけだったけど
これからの10年は、子供の時期だけでなく大人として対等に接する時期を迎えることになる。
勉強だけでなく、道徳心、礼儀、マナー、人への優しさや物の考え方。。。
今まで教えてきたことが、少しづつ現れて来る時期でもある。
そして、親の言動をそのまま受け入れるのではなく、熟考し批判するようにもなるだろう。
テキトーなことは言えない。
どんな思春期を迎えるのかちょっぴり不安でもあり
どんな成人になっていくのか、楽しみでもある。
そしてこの多感な年齢に「タイで暮らしている」ことが与える影響も。。。
「どんなオトナになるのかな?」と感慨深いワタシ。
「誕生日は何食べようかな?」とルンルンの長女。
子育て歴10年目を迎える私は、また新たな気持ちで長女と向き合って行きたいと思うのだ!
オムライス
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