「ゲテモノ」に続き。。。
我が家の食料調達先の市場の様子。
(衛生面においてとても几帳面な方はご注意下さい??)
タイ人は肉が好き。
牛肉はあまり食べないようだが、豚肉と鳥肉はよく食べるようだ。
市場での肉売り場。
鳥肉は、まるまる一羽で売られている。
もちろん私は一羽で買ったことが無い。
カットされた鳥肉を売っている店が一軒だけあるのだが(たったの一軒 )
すべて骨付きである。
日本のスーパーのように
「水炊き用」「唐揚げ用」などと骨まで除かれ、すぐ調理出来るように
下ごしらえされた肉など、一つも無い。
次に豚肉。
豚肉はカットされ、部位ごとに陳列されている。
皮や豚足、豚の耳、内蔵など、全て分けて売られている。
ムシも食べるくらいだから、肉は骨以外、全て食すのである。
食肉にされた豚サイドとしても、余すことなく頂いてくれるなら、本望であろう。
そして牛肉。
あまり食べられないせいか、牛肉を売っている店は少ない。
オモチャも一緒に売っている牛肉屋だが、ここでオモチャを買う気はしない。。。
どれもこれも、この暑い中、常温で売られている。
冷蔵庫などない。
もちろんハエがたかるので、店のおばちゃん達はお客が来ると
ハタキのようなものでハエを追い払うのだ。
〈肉の買い方〉
①お客は、素手で肉を掴み、どれにしようか吟味し、素手でお店の人に選んだ肉を渡す。
②お店の人は肉を受け取り、肉の重さを計り、そのまま肉をビニール袋にぶち込む。
③肉を触ったその手でお金のやり取りをし、ビニール袋を陳列された生肉の上に置く。
私は今でも、生肉を素手で触るのが嫌で、買う時は指差して
「コレ下さい」
と言うだけ。
肉を受け取るときも、ビニール袋が生肉の上に置かれる前に
手を差し出して、おばちゃんから直接受け取れるようにスタンばっている。
肉屋のおばちゃんもお客さんも、生肉を触った手でお菓子や果物を食べているのだが
大丈夫なのだろうか?
「衛生上、生肉はなるべく触らない」
「生肉を触ったらよく手を洗う」
「まな板は、肉と野菜で分ける」
などという日本の常識は、タイには存在しないようだ。
次は魚。
タライに入って、売られているものもあれば
路上でピチピチ飛び跳ねているものもある。
衛生面は抜きにして「新鮮」であることは間違いなし!
たまにタライから飛び出てくる魚もいるので
魚売り場は、水濡れ注意なのである。
〈買い方〉
①好きな魚を選ぶ
②鱗や内蔵を取り除いてもらう。
だけ。
おそらく、切り身にはしてくれない様子。
自分でさばく必要がありそうだ。
こちらも重さで料金が決められる。
何の魚なのかすら不明な私は、もちろん買ったことはない。
バケツの水を使って、鱗を周りに飛び散らせながらガリガリと鱗取りをし
血まみれになりながらデカイ包丁で魚をバッタバッタとさばく様子を見ていると
どうも「コレください」という気がしなくなる。。。
まだまだだな?私!
タイ人の生活を見ていると。
「タイって。。。」と言うより。
「人間って。。。強いな。。。」と思うワタシである。。。
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