そして、私・・・

三女が退院し、だいぶ元気が戻ってきた矢先のこと。
夜中、寒気で目が覚め、「なんか気持ち悪い」と思った私は
あわててトイレへ直行!
やばい!
次女や三女と同じ症状だ!
今度は私に移ったようだ!
朝になっても39度の高熱と吐き気が治まらない。
子供達に朝ごはんを用意したり、学校へ見送る元気もない。
三女の面倒も見れないし、
「今日は長女と次女に学校を休ませ、私の助けをしてもらおう」
と決めた。
子供達をおこし
「ママ、具合が悪くて動けないの。今日は学校を休んで
ママのお手伝いをしてくれる?」
と言うと
「学校休んでいいの?!わかった!そうする~?」
と満面の笑みの長女と次女。
長女には私の手伝いを、次女には三女の遊び相手を
頼んだ。
朝ごはんは、長女がご飯やみそ汁を温めて
妹達に食べさせてくれた。
学校への連絡も長女がしてくれた。
その後、近所の屋台で昼ごはんになりそうなものを多めに買って来てもらった。
私は高熱で体中が痛いし、気持ち悪いし、とにかく寝ていることしかできない。
しばらくすると、長女から私の様子を聞いていた大家さんが
心配して様子を見に来てくれた。
「熱があって、吐き気がして、動けない」
と言うと、吐き気止めの薬を持って来てくれた。
薬を飲んで、ただひたすら横になっていた。
長女は、朝ごはんの食器を洗ったり、昼ごはんを妹達に
用意してくれたりと、前半はよくやっていた。
次女と三女はipadでテレビばかり見ていたが
私の邪魔をしに来ないだけでも大助かりだ。
しかし。
だんだん手伝いも飽きてくると・・・。
長女もテレビ三昧になり、そのうちどの番組を見るかで喧嘩が始まり
ipadの取り合いが始まった。
ipadを取られた三女は大泣きで私のところへ来るし、長女と次女は
叩く、蹴る、モノを投げつける、の取っ組み合いの喧嘩をしている。
女だからって兄弟喧嘩は甘くはない。
最後に次女は泣かされ、長女はふてくされてモノに当たるのが
うちのパターン。
「何のために学校休んでるんだー!
ママの力になるんじゃなかったのかー!
テレビのために学校を休ませてるんじゃないぞー!」
と雷を落としたいところだが、力が出なくて話すこともできない私。
ちょこちょこスカイプがかかってくるパパは
「やっほー!」
「じゃーん!パパはどこへ行って来たでしょう?」
と、ぜんぜん気配りがない。
一番、心配をしてくれるのは大家さんだ。
夕方やってきた大家さんは
「おかゆを買って来たから、しっかり食べないと駄目だよ!」
とたくさんのおかゆを買って来てくれた。
02101
おかゆと豆乳。
02102
タイ人はよく、作りたての温かい豆乳を飲む。
とっても甘ーいのだが
「栄養があっていいんだよ」
と大家さんは言っていた。
確かに豆乳は植物性タンパク質が豊富で栄養たっぷりだ。
その日は、食欲がなくておかゆも一口程度しか食べれなかったが
大家さんの気持ちがとってもありがたかった。
「もし夜中に具合が悪くなったら、私に電話するんだよ。
医者へ連れて行ってあげるからね。」
と大家さん。
80過ぎのおばあちゃんがこんなに心配してくれるのだから
早く治さないと!と思い、その日はすぐベッドに入った。
すると長女が一言。
「なんか気持ち悪い・・・」
「ええっ!今度はあなた!?」
と本当に困ってしまうパターン。
私だけでなく、頼みの綱の長女がダウンしてしまっては
我が家はどーにもこーにもならなくなる。
「絶対に早く治さないと!!」
と思った私は、このときばかりは解熱剤を飲んだ。
長女にも薬を飲ませ、みんなで早めに寝た。
明日には少しでも動けるようになっていたい
ワタシであった・・・。
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