９０日レポートに行ってきた！

今週、９０日レポートをしにイミグレーションへ行ってきた。
タイに長期滞在する外国人は、９０日ごとに居住報告をしなければならないのだ。
パスポートを見せれば、イミグレの人が手続きをしてくれるので
私はただ待っていればいいだけなのだが、９０日ごとに出向くのは
忘れがちだし面倒なのは確かだ。
タイに戻って来てからの久しぶりの遠出（？）である。
途中で子供達から「おなか空いた」と言われるのが予想できたので
行く前に食料を調達していくことにした。
久しぶりのタイの味（？）のサラパオに決めた。
平日だけ郵便局の敷地に売りに来る、肉まん屋台である。
「６０バーツ分（全文で１２個）買っておいで！」
と子供達にお金を渡し、私は郵便局で用事を済ませていた。

「ママ～！買ってきたよ～！」
と郵便局に入って来た子供達。
サラパオの袋を見ると、何だか数が少ない。
どう見ても、１２個は入っていないのだ。
長女が数を数えると７個しか入っていないのだ。
私は
「ちゃんと、６０バーツ分下さい、って言った？これじゃ足りないよ！
あと５個分もらいに、もう一回行っておいで！」
と言って、子供達に行かせた。
顔なじみのおじちゃんなので、私が行かなくても大丈夫なのだ。
再び子供達が郵便局の中にやって来た。
「ママ！貰って来たよ～！」
と、両手に大量のサラパオを持っている！
げっ！貰いすぎ！
「ちょっと！いくつ貰ってきたの！？多すぎじゃない！」
と私が言うと
「だっておじさん、何個入れてるのか数えてないんだもん！
おじさん適当なんだもん！」
と長女。
郵便局での用事を済ませた私は、あまりの適当さにわざわざおじさんに
サラパオを返す気にもなれず、そのまま車に乗り込みイミグレへ向かった。
車の中でサラパオを数える長女。
「全部で１７個ある！」
払ったお金はサラパオ１２個分だ。
５個も余分に貰ってしまっている。
１回目は５個も少なかったのに、２回目は５個も多くなっている・・・。
「タイ人って本当に適当！」
「こんなんで通用しちゃうんだもんね～？」
「日本じゃありえない！」
とあーだこーだ言いながらイミグレへ向かったのであった。
まもなくイミグレに到着。
待っている外国の人が結構いたが、我が家はすぐに手続きをしてもらえた。
いつものコワーい顔のイミグレ職員は
「オハヨ　ゴザイマス！」
とカタコトの日本語で話しかけてきて、今までとは正反対にフレンドリーである。
我が家が「怪しいものではない」ということが分かってからは
とっても親しげになり、この時は三女を抱っこまでしてくれた。
そして
「写真を撮ってくれ！」
と部下に言い、みんなで記念撮影までしたのだった。

緊張感あふれる（？）イミグレでの用事を無事に済ませて
近くのショッピングセンターへ行くことにした。
用事を済ませた後は「ごはん！ごはん！」という三女に合わせて
ちょっと早めのランチにした。
フードコートで激甘のアイスコーヒーやアイスティーを買って
サラパオを食べることにした。
「はい！お肉入り！」
と私は肉まんを子供達に配った。
早速がっつく三人娘達。
しかし長女が
「んん！？コレ、あんこが入ってる～！」
とびっくりしている。
実はココのサラパオは「肉まん」と「あんまん」の二種類あって
「あんまん」にはピンクの目印がついているのだ。
ピンクなしを渡したはずなのに、あんこが入っているとは！
心配になってほかのサラパオも中身を確認すると
ピンクなしにあんこが入っていたり、ピンクありに
肉が入っていたりとまったくバラバラであった！
「なにこれ～！ピンクの意味ないじゃん！」
と長女。
確かにその通りだ。
ピンク目印をつけ忘れたのか、つけ間違えたのか
分からないが、何もかもが適当である・・・。
子供達は、そんな当たり外れを楽しみながらサラパオを食べつくし
ぶらぶら買い物を楽しんで帰って来たのであった。
帰宅途中
「あんなとこに洗濯物干してるよ～」
と、長女が指差す方をみると、本当に洗濯物を干しているトラック。

トラックで生活しているのだろうか？
「なんでも適当、なんでもアリ」なタイ。
いつまでたっても飽きないワタシである・・・。
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