2014年元旦。
タイで過ごす初めてのお正月。
今日は、この町で一番大きなお寺に初詣に行く予定。
朝はのんびり過ごしていると、大家さんから差し入れを頂いた。
手作りのカオピン。
もち米に卵を付けて焼いたもの。
香ばしくて美味しかった。
そして大家さんから頂いたパパへのプレゼント。
「タイでは新年にコレを着るんだ」
と言って年末のうちにプレゼントしてくれたのだった。
パパはコレを着て、みんなでお寺へ出発。
新年だけあって混雑していた。
出店や移動遊園地もあって賑わっていた。
まずはお参り。
お花と線香をお供えし、次は本堂へ入る。
大きな仏像を前で手を合わせる。
1歳三女も「手を合わせ深々と頭を下げる」ポーズはしっかり身に付いたようだ。
そして、ブッダからの幸せを頂ける「ミサンガ」を家族全員結んでもらった。
さあ、誰のミサンガが最後まで切れずに残るだろうか！
鐘やドラを鳴らしたり、おみくじを引く様子は日本のお正月と似ている。
家族の健康、平和、パパの仕事、子供の学校、みんなそれぞれの思いを胸に初詣を終えた。
そしてその後は。
子供達お待ちかねの遊びタイム！
パパから貰ったお年玉で遊具で遊んだりくじを引いたり風船を買ったり、楽しそう！
子だくさんの我が家は風船だって滅多に買ってあげない。
欲しいものを自分の意思で変える喜びを味わうことができた長女と次女。
パパの株もアップしただろう。
たっぷり遊んだ子供達。
その様子をたっぷり眺めたパパ。
「子供ってよく遊ぶよな～。俺、もう疲れたよ。」
とすぐ座り込むパパ。
「一人暮らしは寂しいけど、ゆっくり昼寝できるし子供達に邪魔されないのはいいんだよね～」
と、意外と一人暮らしを楽しんでいるようだ。
そう言えば、タイに来てから毎日4歳次女をシャワーに入れてくれたパパ。
三日目あたりで
「もう今日は次女のシャワーは勘弁して。面倒くさい。。。」
って呟いていたのを思い出した。
たまに子供達と遊ぶのはいいけれど、毎日となるとやっぱり大変。
お世話も加わると、もっと大変！
楽しいだけではない、子育ての大変さも思い出したようだった。
お寺からの帰り道。
ヘアカットのために美容院へ行った。
ワタシではなく、パパのカット！
一人の時間なんて全く持てない私こそ、パパが居るときに美容院でヘアカットしてもらいたかったのだが
何故か「タイでカットしたい」と言うパパの希望を叶えるために、私はガマンだった。。。
どうせ1歳三女は待ってられないだろうし。
私の伸びっぱなしの髪はいつになったらキレイにカットされるのだろうか。。。
パパがタイの家に遊びに来るのは、今回が三回目。
子供達の学校の休みと重なったのは今回が初めてなので、毎日一緒に過ごすのは久しぶりだった。
パパはたっぷり子供と遊び、ゴルフも楽しみ、好きなものを食べ、ヘアスタイルまでさっぱりし、
一週間という短い期間ではあったが、タイ生活を満喫できたようだ。
パパがリフレッシュできたなら私も嬉しい。
寝る間際まで、トランプしたりお喋りしたり、たくさんの時間を過ごした父子であった。
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