ここタイでは、日本ではお目にかかれないものを口にすることがある。
最近食べた珍しいもの。
その一。
娘達の帰りを待ちながら、家の前でぶらぶらしていた1歳三女と私。
すると大家さんも出て来たので、少しの間おしゃべりをしていた。
大家さんの家にはスターフルーツの木がある。
まだ熟していない緑の実や熟れた黄色の実がたくさんついている。
大家さんは、おしゃべりしながら、黄色の実をもぎ取ってはムシャムシャ食べる。
もちろん私達にもくれる。
かじってみると甘酸っぱくて、私はプラムとビワを思い出した。
「こっちの方が熟れてて甘いよ」
と熟している実を1歳三女に食べさせてくれる。
しかし。
大家さんがくれるその実、熟れ過ぎて木から落ちたもの。。。
道路に落ちてる実をもちろん洗わず、1歳三女に食べさせるのだ。
周りには腐りかけた実もちらほら。。。
「うううっ。虫とか泥とか付いてないの??娘よ、いつも通り吐き出していいのよっ」
と果物嫌いな娘に念じていたが、こういうときに限って、よく食べる1歳三女。
私は大家さんとのおしゃべりを早々に切り上げ、家に帰り
しっかり洗ってから再びおやつタイムにした。
子供好きで面倒見のよいタイ人。
我が子のように可愛がってくれるのは嬉しいが
タイ人流子育てにまだ慣れないワタシ。。。
その二
珍しい「バナナのつぼみ」。
庭で採れたものを、これまた頂いた。
タケノコみたいに、固い皮を剥がして、柔らかい中身を食べる。
剥がしている最中、甘い花の香りが漂ってくる。
「スープやカレーにして食べる」と聞いたので、早速カレー炒めにしてみた。
少し渋みがあり、食感はタケノコみたい。
ほのかに花の香りが鼻に通ってくる。
カレーのスパイスにも負けない甘い花の香り。。。
いかにも南国風な、不思議な味だった。
自分では決して買わない食材だが、頂いたおかげで味を知ることができた。
これもタイ滞在中しかできないこと。
バナナのつぼみと一緒にバナナもくれた大家さん。
「バナナは健康にいい。バナナを食べると長生きできる。」
と言っていた。
実は4歳次女以外、バナナ好きではない私達。。。
山ほどのバナナを前に困り果てることもあったが。
最近ではバナナに串刺して凍らせて「バナナアイス」にしたり
牛乳と一緒に「バナナジュース」にしている。
「タイ人はバナナで長生きか?」
と半信半疑になりながらも、せっせとバナナを消費している我が家である。
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