ようこそノンカイへ

東京からバンコクまで飛行機で7時間ほど。
バンコクからウドンタニ空港まで、約1時間。
ウドンタニ空港から、車で1時間。
そしてやっと辿り着く、ここノンカイ県。
ここ東北部は外国人も少ない、田舎エリアだ。
観光地もないし、わざわざ日本から長時間かけて
訪れるほど楽しい場所では、ない。
そんな田舎へ日本から、友達がやってきた!
今までノンカイまでやってきたことがあるのは、パパとおじいさんだけ。
それ以外、誰もいない。
そんな希少な人物は。。。
私の大学時代の、クラスメイトのI君。
学生時代は、少し話したことがある程度で
特に仲良しだったわけでもなく、お互いについてもよく知らない。
大学卒業以来、約15年まったく音信不通だった仲だ。
そんなI君は、会社の長期休暇を利用して「アジアを一人旅」することに
なったそうだ。
私の親友Y子と仲良しのI君は、Y子からの情報で
私がノンカイにいることを知ったらしい。
「タイからラオスに抜ける途中、ノンカイに立ち寄るから
ご飯でも一緒にどう?」
と誘ってくれたのだった!
そして先日。
15年ぶりの再会。
15年間、全く会っていなかったから、正直、お互いの顔がわかるのか
心配であったが、向こうから歩いてくるI君のことが一目でわかった。
I君も、すぐに気付き
「変わってないね~」
と言ってくれた。
その日はうちの家族みんな一緒に、メコン川沿いのレストランで
タイ料理食べた。
I1
「何でも食べるよ!」
と言って、辛い物も甘い物もパクパク食べるI君。
I2
「パパとは違うね~」
と子供達。
食事の途中に、ひょっこり現れた象さんに
大喜びの子供たちと、ビックリしているI君。
記念に、とみんなで象さんにエサをあげた。
I3
私達は、学生時代のこと、社会人になってからのこと、海外で生活すること
15年のブランクを一切感じることなく、いろいろ話した。
まだまだ話したりなかった私だけど
子供達の「もう帰ろーよー」のプレッシャーに負けて
切りのいいところでサヨナラとなった。
こんな田舎で、日本人も滅多にいないところで、
家族以外の「知り合い」に会えるなんて夢にも思わなかった。
バンコクならまだしも、こんな離れた場所に
「遊びに来てね」
とは軽はずみに言えるわけない。
それほど、日本から遠い遠い場所なのだ。
私は見慣れたメコン川を見ながら、家族以外の人と
日本語を話している自分がとても不思議だった。
「旅の途中」とは言え、私を訪ねてきてくれたことがとても嬉しかった。
それにしても。
初めて私に会いに来てくれた人が、I君とは。。。
年賀状のやり取りすらしていない、この機会がなかったら
一生会わない確率99%くらいの人が、まさかノンカイ訪問の第一人者に
なるとは・・・。
「人生って不思議だね」
と笑いあったI君と私。
久しぶりの楽しい時間に大満足のワタシである・・・。
ランキングに参加中!宜しければクリックお願いします!

人気ブログランキングへ


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ぴのこ より:

    SECRET: 1
    PASS: fafbf7c29efee345367ce7001e766fe4
    去年からblogを読ませていただいてます。
    海外生活は夢のまた夢、と諦めていましたがここで色々な様子を読んでいるうちに、やっぱりわたしも行きたい!キレイな空気に空。なんて素敵なの!と日記を見に来る度に行きたい気持ちが膨らんでいます。
    主人は、全く考えられないようなのですが…
    春休みには子と行ってみたいななんて思っています。
    わたしは英語さえできないので、どうなることやら..ですが..
    いつも励まされています。ありがとうございます(*^^*)

  2. ぱこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ぴのこ様
    はじめまして!
    コメントありがとうございます!
    海外生活を目指しているのですね!
    大変なこと、日本とのギャップに悩むこと、現地の教育のことなど
    大きな壁はたくさんありますが、「人生」としては面白いと思います。
    子供に残せる財産として、この「海外経験」しかない我が家ですが
    「モノより経験」と思って、どこまでやれるか挑戦している毎日です。
    実は、私自身は、海外生活の希望など全くなかったんですよ。
    様々な事情から現在に至りますが、海外生活の夢があるぴのこ様なら
    私以上に、海外生活を楽しめるかもしれませんね!
    何か知りたい情報などあれば、メアドにも送らせて頂きます!
    ぱこ