特に雨も降っていない普通の朝だったのに・・・。
昼近くになって、何だか水道の水が濁っている。
と思ったら、あっという間に泥水になってしまった！
なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！
どこの蛇口をひねっても泥水である！
幸い、ご飯を炊くためにお米はといであったのでよかったのだがこの泥水では調理ができない。
野菜も洗えないし、食器だって洗えない・・・。
なーんにもできない・・・。
私はちょこちょこ水を出してみては、泥加減をチェックしていた。
ほんの一瞬、キレイな水が出てくるときがあるのでその瞬間を狙って野菜を洗ったり、手を洗う用やはみがき用に水を汲んでおいたりした。
そして夕方。
まだキレイな水が出てこない。
仕方なく、我が家全員、泥水シャワー（泣）
お風呂場の床は泥まみれ・・・。
料理もできなきゃ食器洗いもできないのでこの日の夕飯は超テキトーに済ませ、とりあえず泥水で食器を洗い、この日は乗り切ったのであった。
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翌日。
おそるおそる蛇口をひねると、キレイな水になっている！
ああ！よかった！！
私は前日の食器をもう一度洗い直し、長女には風呂場の床掃除をしてもらった。
大家さんによると、泥水はこの地域全域だったそうだ。
理由はよくわからない。
大家さんは
「水を汲んでおいて、泥が下に沈んだ後の上澄みを使えばいい」
と言うが、それにしてもひどい汚れ具合ではないか。
そんな泥水の一日を過ごし、精神的にちょっと疲れてしまった私に
追い打ちをかけるように、今度は断水！！
水の出が悪いな～と思っていたら、あれよあれよと言う間に
ちょろちょろちょろ・・・・
出なくなる・・・。
なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！
泥水もつらいけど、断水もつらい。
と思っていたら、今度は停電・・・。
扇風機も使えなくて暑くて死にそうだ。
夕方から始まった停電はすぐには復旧せず
「暑いから今日の夕飯は外で食べよう！」
ということで、家の外で食べることにした。
もちろん、外食では・・・ない。
度重なる断水や停電で、うんざりしていた私は大皿にごはんとおかずを盛りつけ
「好きに食べなさい！外ならこぼしてもいいから！」
と子供達に渡した。
「やったー！今日はお外でご飯だー！外は涼しくて気持ちいい！」
と停電はそっちのけで、子供達は大喜びである。
まったくタイって国はどーなっているんだ！？
いや、都心はこんなんじゃないハズだろう。
タイの田舎で暮らすってことは本当に忍耐が必要だ。
「水が濁っている～」
「電気が使えな～い」
と不満たらたらなのは私ぐらいなものだろうか？
あるがままを受け入れるというのは
とっても大変だと思うワタシである・・・。
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