お泊り会

去年の年末のこと。
長女と次女はクラスメイトのベムのお家に
お泊りに行かせてもらったことがある。
「新年になったら、今度はうちに泊まりにおいでね!」
という約束していたベムと我が家。
そしてこの前、土日を利用して
ベムが我が家に泊まりにきた!
お布団やまくら、ぬいぐるみまで持参して
やって来たベム。
「夜までずっとベムと遊べる!」ということで
長女も次女もとーっても喜んでいた。
そして約束の土曜日。
夕方やってきたベム。
その日は、長女と次女とベムで三人で
キャーキャーふざけながらシャワーを浴びたり
夕方の時間を楽しんでいた。
数日前から
「ベムが来たら、夕飯は何をごちそうしようか?」
と長女と私で話していた。
「ベムは食いしん坊だから、和食が喜ぶんじゃない?」
という長女の意見を参考に、私は豚汁と親子丼を
作ろうと考えていた。
私は昼間のうちに、豚汁をたっぷり作っておき
親子丼は夕方作る予定だった。
すると!
ベムの家が食べ物を差し入れてくれたのだ!
しかも「カイ トン」というタイ風茶碗蒸しはベムの手作りだそうだ!
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レンコンの煮物は、ベムのおばあちゃんの手作り。
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そして、ベムの大好きなケンタッキー!
チキン6ピースにエビフライにエッグタルトまであり
結構なボリュームであった。
という事で、急きょ親子丼は止めにした。
しかし、タイのケンタッキーのチキン。
すべて辛いのである!
辛くないチキンはないようだ。
その辛いチキンに、更にチリソースをたっぷりつけて
「ぜんぜん辛くない」と言いながら食べるベム。
「私はムリ~」という次女と、「辛い~」と泣き出す三女は
ケンタッキーのチキンは食べられず、その分はベムが食べてくれた。
豚汁も「美味しい、美味しい」と食べてくれて、ごはんもおかわりしてくれたベム。
ぽっちゃり体型だけあって、よく食べる食べる食べる。。。
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食後はテレビを見たり、ベッドで遊んだりと、騒いでいたので
夜中まで起きてるんじゃないかと予想していたのだが
あっさり9時には眠ってしまった子供達であった・・・。
翌日。
ベムは一番に起きて、シャワーを浴びていた。
こんな寒い冬の早朝に、シャワーではなく水浴びしたようだ。
タイ人は「朝、シャワーを浴びる」のが習慣なので
冬だろうが、早朝だろうが、朝シャワーは欠かせないらしい。
でも髪の毛は毎日洗わない。
タイ人は「なんで日本人は一日一回しかシャワーを浴びないんだ?」
と不思議に思うらしいが、日本人からしたら
「なんでタイ人は毎日あたまを洗わないんだ?」と不思議に思う。
文化や習慣の違いについて
「おもしろいよね~」
といつも驚く長女。
日本にいると「常識」なんて世界共通と思いがちだが
それは自分だけの思い込みに過ぎないことを
子供のうちから実体験として学べるのはいいことだと思う。
私が家事をやっている間、
子供達は朝から元気よく家の前を散歩したり
隣の犬と遊んだりしていた。
朝食は、ごはんと前日の豚汁の残りだったのだが
ベムは豚汁2杯、ごはん2杯を朝からたっぷりと食べ
我が家をビックリさせてくれた。
前日の夕方からごはん5号を2回炊いたのだが、
それが残りわずかになっていて、さらに昼食用に5号炊き
「嬉しい悲鳴」である。
日曜日は、日本語を教える日なので、ベムに少し日本語を教えたが
あとはずーっと子供4人で遊んでいた。
何で遊んでいたかと言うと・・・。
ゲーム!
子供達の間で、パソコンでのゲームが流行っているのだ。
ベムから教えて貰ったゲームに、長女も次女もハマってしまい
(一時期はパパもハマっていた)、最近はゲーム三昧になっている。
三人はゲームしたり
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昼ご飯を外で食べたり
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くつろいだりと
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ベムとの時間を楽しんでいた。
そしてベムも、とーってもリラックスしている様子だった。
夕方、ベムのお母さんが迎えにくるまでたっぷり遊べて
満足した子供達。
ベムはお母さんに
「次は○○(長女の名前)がうちに泊まっていい?」
と聞いていた。
「来週はうちにいらっしゃい!」
というベムのお母さん。
「来週?ついこの間、泊まりにいったばかりなのに!?」
本音なのか社交辞令なのかよくわからないワタシ。
タイ人の間では、子供のお泊りってよくあることなのだろうか?
日本では、少なくとも私の周りでは、
「友達の家にお泊りするのは夏休みとか長期休みの時であって
お泊り会はビッグイベントであり日常的に行うものではない」
という感覚なのだが・・・。
その辺、よくわからない。
「ママ!来週はうちが泊りに行くね!」
という長女に
「ええ~?本当にいいの~?」
と言いながら、今回のお泊りをベムが楽しんでくれたなら嬉しいな
と思うワタシである・・・。
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