育児って。。。

先日のこと。
9歳長女と4歳次女が激しく兄弟喧嘩をしていた。
きっかけは、二人でテレビを見ようと接近したら「9歳長女の指が4歳次女の目に当たってしまった」
ということ。
「お姉ちゃんの手が私の目に入った?」
と大泣きしてる4歳次女。
私が
「痛かったね。でもお姉ちゃん、わざとじゃないから、許してあげて」
と言っても泣き続ける次女。
そのうち、長女が
「お姉ちゃん、わざとじゃないじゃん!ぶつかっただけだよ!」
と逆ギレし出した。
長女は
「もう、お姉ちゃん、テレビなんか見なくていい!」
と激しく怒り、寝室に閉じこもった。
我が家の兄弟喧嘩はいつもこんな感じなので、私はしばらく放っておいた。
そして、機嫌が直ってきた次女が
「ママ?、お姉ちゃんがテレビ見ないなら私は見ていい?」
と言ってきた。
「しばらくして機嫌が直れば、長女も寝室から出て来て一緒にテレビを見るだろう」
と思った私は、OKの返事をした。
そしてテレビを見始めた次女。
だが、「次女だけテレビを見てる」っことが余計に長女の怒りを買ってしまう結果となった。
寝室に閉じこもり、ヒステリックに叫び続ける長女。。。
「妹なんかキライだー!
わざとやった訳じゃないのに!
誰も私の気持ちなんかわかってくれない!
妹なんかいなきゃよかった!」
と始まった。。。
しまいには
「私は誰からも愛されてないんだ!」
と。
小さい頃から、こういう発言をすることがあった9歳長女。
「こんな家出てってやる?!」
「私なんか死んでもいいんだ?」
とか。。。
年に数回、ちょっとしたきっかけでパニックになってしまうところがある。
「妹が生まれたから」とかではなく、もともと持ってる性格なのだろう。
以前の私だったら、長女の言葉に涙することもあった。
今ではだいぶ慣れて来たので、そこまで間に受けないようにしてはいるものの。。。
私が子供と真剣に向き合おうと思うからこそ、長女の発言が胸に突き刺さるのである。
「私は精一杯やってるつもりだが、娘達には届いていないのだろうか。」
「私の愛情が足りていないのではないだろうか。」
「娘達の心は満たされていないのだろうか。」
「私のやり方は間違っているのだろうか。」
私は長女に謝った。
「長女にとって物足りない母親であること。
4歳次女をわがままに育ててしまったこと。
欲しくない妹を産んでしまったこと。」
などなど。。。
もちろん長女は
「ママは悪くない。悪いのは妹だ!」
と言っているが、4歳次女にそんなことは伝わらない。
次女は既にテレビに夢中で、長女が何で怒ってるかってことすら
忘れている。。。
「4歳だからまだ出来ない」
「4歳だから仕方ない」
という年齢における発達段階が、まだ長女には理解出来ないらしく
「妹だから、許してあげなさい」
と捉えてしまうようだ。
だから「妹ばかりズルい」になってしまうのだろう。
9歳児に幼児の発達段階まで教え込むのはかわいそうだし
4歳児に早く成長しろっていうのも無理があるし。。。
うーん。難しい。。。
私は、兄弟喧嘩にはなるべく口を挟まないようにしているし、出来れば巻き込まれたくもないと思っている。
それでも、毎回仲裁に入ったりなだめたり言い聞かせるハメになる。
私が手を替え品を替え、2人をなだめているうちに、ちょっとしたきっかけで機嫌が直り
喧嘩してたことすら忘れる子供達。
そして最後には私がグッタリ疲れてしまい、イヤーな気分を引きずるのだ。。。
そして今回もいつものように。
4歳次女が見ているテレビをチラ見する9歳長女。
なんと、クスクス笑っている!
私がこれほど真剣に話してるっていうのに!
「愛されてない」って言うから私の思いを伝えてるっていうのに!
テレビ見て笑えるくらい、機嫌が直ってきた証拠とは言え。
母のコトバはテレビに負けたのである。。。チーン。
兄弟喧嘩のない日はナイ!
私が大声を上げない日もナイ!
子供達に言い返されることもしばしば。。。
反省することもしばしば。。。
時には育児に行き詰まり、投げ出したくなることもあるけれど。
凹んでる私へエールを送ってくれる娘達。
また娘と正面から向き合って行こうと思うワタシである。

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