今回も食べ物ネタ。
タイの家は台所がない家も珍しくなく「食事は市場で買って来て食べる」というスタイルである。
朝や夕方には、日本のデパ地下並みに、オカズ屋さんがズラリと並ぶ。
ご飯もの、おかず、麺類、サラダ、スープ、串焼き、デザートまで出来たてのものが
手に入る。
「朝食は屋台でもち米と焼き豚を買い、夕飯は屋台のオカズで済ませる」なんて家庭がたくさんある。
タイの主婦はいったいいつ料理をしているんだ?と疑うほど
料理しない人はしないんだと思う。
なぜ私がそう思うかと言うと。
長女が友達の家に遊びに行ったとき、昼ご飯を出してもらったことが何回かある。
チャーハンやタイラーメンなど。。。
私はてっきり、「お母さんの手作り料理」を出してくれてるのだと思っていた。
しかし、よくよく長女に聞いてみると、毎回屋台で買って来たものを
出されているようなのだ。
また、ある長女の友人が持って来るお弁当、実は「朝、お母さんが市場で買って来たものを
弁当箱に詰めてるだけ」だと言う。
私は、子供達の友達が来て、昼ご飯を出す際、チャーハンでもオムライスでもスープでも
何でも手料理を出していた。
子供とは言え、お客さんだし、おもてなしするのが当たり前だと思っていた。
買って来たお惣菜なんて失礼だと思っていた。
そして弁当。。。
手作りのオカズに、一品か二品、調理済みのものを入れるのは私もよくよるが
全て詰め替えただけとは。。。
このようなエピソードを聞いてるうちに
「タイのお母さんは、あまり料理をしないんだなあ」と感じてしまったのである。
もちろん、キチンとやっている人もたくさんいるし
何でもかんでも手作りしてしまうスーパー主婦もたくさんいる。
どちらがいいとか悪いではなく、これがタイの文化だし
「おいしい手料理が作れなきゃ主婦失格」みたいな日本的概念はないのだ。
しかし。
やっぱり、外の味よりうちの味!
外食や屋台の料理は味も濃いし、添加物も気になる。
何てったって「味の素」の国だから。
たまに、お楽しみ程度に屋台でオカズを買うこともあるが
我が家は節約必須なこともあり、ほぼ毎日手作りをしている。
でも、育ち盛り、食べ盛りの三人の子供のお腹を満たすのは結構大変。
そんなときに私がお世話になっているものがある。
その① とうもろこし
タイのとうもろこしは二種類ある。
一つは日本と同じ、黄色のとうもろこし。
もう一つが、白い色のとうもろこしだ。
食感はモチモチしており、黄色のようなジューシーさはない。
甘みも若干少なめだが、この不思議な歯ごたえに結構ハマるのである。
ありがたいことに、タイでは既に茹でて売っている。
朝の市場には茹でたてアツアツのとうもろこしが並んでいる。
空腹を我慢できないちびっ子がいる我が家には大変便利な茹でとうもろこし!
助かるのである。
その② ムーヨー
タイのソーセージである。
バナナの葉に包まれて売っている。
バナナの葉は何重にも包まれているので、中を開けてみると意外に小さかったりするのだが。。。
ソーセージと言っても、日本のシャウエッセンみたいに皮もなければパリパリ感もない。
食感は魚肉ソーセージのようだが、味はしっかり豚肉の味。ウマイ!
ムーヨーは手作りなので、「味の素」は入っているかもしれないが
その他の余計な添加物(着色料とか保存料とか)は入ってなさそうだ。
タイではこのムーヨーと一緒にもち米を食べたり、パンに挟んでサンドイッチにする。
切るだけ!楽チン!
我が家の休日の手抜きランチにこのムーヨーはよく登場するのだ。
その③ さつまいも
日本より小ぶりサイズだが、味は同じさつまいも。
日によっては紫芋だったりする。
これも、蒸かしたものが売られている。
すぐ食べられる!
さつまいも以外にも、蒸かした里芋もある。
芋好きの女子家庭には、オヤツにもオカズにもなるので便利なさつまいも。
冬場の今は、至る所で焼き芋も焼かれており、そんな屋台を眺めながら
目新しい食べ物を探しつつ、ブラブラ自転車を走らせるのも楽しいものである。
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