乾期が終わって、雨期に入ったタイ。
最近、毎日のように、夕方になると大雨が降る。
雨が降ると、気温が下がるので、ある意味助かる。
しかし!
「停電」には、本当に困る!!
ついこの間も、つい先日も、停電!停電!停電!
そして、特に困ったのが、その日の夕飯のメニューが
「魚」
であったことだ。
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暗闇の中で、魚の小骨を取るのは、とても苦労する。
私と長女はいいとして、次女と三女の魚は、きれいに小骨まで取ってあげる必要がある。
以前も、「魚」の日に停電したことがあったので
「小骨がよく見えない!」
と愚痴っている私を見ながら
「ママが魚を買って来ると、停電するんじゃない?」
と次女に言われてしまった。
さらに、この日に限って、食後にスイカを用意していた。
「おいしい!おいしい!」と、次女も三女も、スイカにかぶりつき
口の周りや、胸元までスイカの汁でびっしょり!
もちろん、テーブルも床も、スイカの汁だらけだ!
歩けば、足の裏に、スイカのたねが張り付いてくるし・・・。
アリがやってくるのも、時間の問題だ。
その前に、スイカの汁を拭き掃除したい!
でも、暗くてよく見えない!
普段は汚しても構わないのだが、停電のときに汚されるのは、困るのだ。
更に、スイカの利尿作用のせいか、三女は暗闇の中で
おもらし・・・。
どこが濡れてるんだか、見えやしない!
そんな、あたふたしている私とは正反対に子供達は「ろうそくの火がきれいだ」と、喜んでいる。
長女は、次女に懐中電灯を持たせると
「いい?お姉ちゃんにずっと、光を当てておいてよ!絶対に動かさないで!」
と命令し、まるでスポットライトにあたっているかのように
一人でアイドルになりきって、踊っている。
つまらなそうにしながら、言われた通り、懐中電灯の光を長女にあてている次女の姿に、思わず笑ってしまった。
雨期に入ったからには、これからも停電が頻繁に起こるだろう。
去年、懐中電灯用に電池を買いにスーパーへ行ったらすべて売り切れていたことを思い出した。
きっと、どこの家でも、電池を買いだめしておくようだ。
売り切れる前に、電池を買いに行かなければ!
そして「魚」を食べるのは「賭け」だと思うワタシである・・・。
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