先日、学校から帰って来た長女。
「ママ?！いいでしょう???」
と自慢げに見せてくれた。
ネックレスとブレスレット。
クラスの男の子にプレゼントされたらしい。
「ミック」という名前だそうだ。
「ミックは、私のことが好きなんだって???」
と照れもせず言う長女。
ネックレスとブレスレットはミックのお婆ちゃんの手作りだと言う。
長女はミックに恋心は抱いてないようだが、男の子からプレゼントを貰って
悪い気はしない。
しかも、ストーンで作られたこのアクセサリーはとても素敵で、気に入ったようだ。
毎日、学校に付けて行っている長女。
タイでは、子供のうちからピアスやネックレス、ブレスレットなどの
アクセサリーを普通に付けているので、学校でももちろんOKだ。
以前にも、男の子からキーホルダーや花を貰ったことのある長女。
「タイの男の子って、積極的だねー。日本ではバレンタインで
プレゼントするのは女の子からだし、私が日本で男の子にチョコを渡したときも
恥ずかしがってお礼も言わずに逃げて行ってしまったんだよねー。」
などと、タイの男の子に感心していた。
確かに日本人の男の子ってシャイだし、人前で女の子にプレゼントをするなんて
出来ないだろう。
誕生日でもないのに。。。
「タイ人男性は浮気性」なんていうレッテルを貼られているが
「自分の気持ちを素直に表現できるというのはいいことではないか」
と思うのである。
そして次女。
帰宅後に宿題をやらせようと筆箱を開けてみると
見慣れない消しゴムが入っていた。
「この消しゴム、どうしたの？」
と尋ねると
「男の子がくれた！」
と言う次女。
「ヘェ?かわいいね。誰がくれたの？」
と聞くと
「わからない。。。タイ人の名前って難しいんだよ?」
「たぶんその子、私のことが好きなんだよ！」
と言う次女。
次女は、長女が男の子からプレゼントされるのを見て、以前から羨ましがっていた。
そしてミックの話をここ２、3日聞いていた次女は
お姉ちゃんに負けたくなかったのだろう
「その男の子は私のことが好きだから、私もそのことが好きなんだ??」
なんて言っていた。
数日後。
「妹にもくれるってさ?。」
と、もう一つネックレスを持って帰って来た長女。
ミックが妹にもプレゼントしてくれたのだ。
「ミックはお姉ちゃんのことが好き」と分かっているせいか
それほど大喜びはしなかった次女だが、プレゼントを貰えて気持ちは満たされた様だった。
我が家は女の子ばかりだし。
全ての子を平等に扱いたいと思うのであるが。。。
あと数年も経てば。
「誰はモテる」「モテない」とか「彼氏がいる」「いない」とか
「プレゼントされた」「されない」とか
差が出て来てしまうのではないだろうか。
姉妹の間で競争したり、優越感や劣等感なんかを味わうようになるのだろうか。
なんてことを考えながら、いつまでもカワイイままでいて欲しいと思う
ワタシである。。。
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