ブログの更新が滞ってから、1カ月以上も経ってしまった!
私の、バンコクでの就職が決まり、バンコクへ引っ越すことが決まったものの子供たちの転校先を決めなければならない。
ということで、この一カ月は、学校探しに時間を費やしていたワタシ。
子供たちが現在通っている学校の先生に、バンコクの学校事情を訪ねても
「バンコクには学校がたくさんあるから大丈夫!」
と言われるだけで、具体的な名前や場所が出てこない。
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私とパパは、インターネットで、バンコクの学校を調べてみたのだが出てくるのは、インターナショナルスクールの情報ばかり。
ローカル私立校の情報がない!
よくよく調べてみると、純粋な日本人は、みんなインター校か日本人学校に行くためローカル校に通うという概念が、ないらしい・・・。
我が家は、本当に特殊なケースのようだ。
私は、大家さんや、学校の先生、子供の友人のお母さんなど、いろんな人から、バンコクの私立学校についての情報を聞き集め学校のホームページを探したり、電話で問い合わせたりしてみた。
しかし、
ホームページがある学校=学費が高い学校
がほとんどで
中には、インター校より学費が高い学校もあって、諦めざるを得なかったり私の職場から随分離れた場所にあって、通学が不可能であったりと
なかなか「見学に行ってみよう!」と思える学校が見つからずにいた。
そんな日々が続き、いよいよ9月に入ってしまった。
タイの学校は、10月は秋休みのため、9月中に学校見学をしておかなければ
ならない。
「今月中に、転校先を決めないと・・・どうしよう!?」」
といよいよ焦りだしたワタシ。。。とパパ。
「ホームページや地図を見ていても埒が明かない!直接バンコクへ行って探そう!」
ということ決めた。
そして、急きょ、子供たちに学校を休ませ、家族5人で、バンコクまで行くことにしたのだった。
バンコクへ行くときは、いつも飛行機か夜行列車であったが、今回は初めて、車で行くことにした!
ノンカイからバンコクまでは、700キロほど。
中古で買ったうちの車。
エンジンに問題はないと言われて購入したものの、かなり扱いにくい車である。
アクセル踏みこんでも加速しなかったり、オートマのくせにエンストする…。
とてもクセのある、我が家の車。
私と子供たちは、この車でバンコクへ行くことに不安があり、猛反対したのだが
「車で行きたい!その方が、学校探しに便利だから!」
というパパの強い希望があり、思い切っていくことにした。
ある水曜日、子供たちに学校を早退させ、昼過ぎに家族みんなでノンカイを出発!
「木金の二日間で学校を決めよう!」という作戦だ。
この日は、バンコクまで行く途中の、ナーコンラーチャシーマという町まで行く予定である。
自宅から、400キロほど離れた、ナーコーンラーチャシーマの町。
予定では、4~5時間くらいで到着するはず。
タイのハイウェイは、渋滞はないが、電灯がないために、夜になると真っ暗になってしまう。
そのため、暗くなる前にはホテルに着きたい。
「400キロくらいなら夕方には着くだろう!レッツゴー!」
と意気揚々と出発したのだった。
最初は快調に進んでいた我が家。
車の中でおやつを食べたり、音楽を聞いたり、楽しく過ごしていたのだが…。
思ったほどスピードが出せない。
せいぜい時速80キロくらい。
なぜなら、タイのハイウェイは、ものすごいガタガタ道なのである!
道路の真ん中にところどころ大きな穴が開いていて、
きれいに舗装されていない。
そのため、スピードが出せないのである。
ガッタンガッタンと大きく揺れながらも、何とか進んで行くと、今度はあちこちで道路の工事をしている。
そのたびに、片側通行になり、なんと渋滞までしているではないか!!
「ええ!?渋滞は予定外だ!5時間じゃ着かないかもしれないなあ。」
と言うパパ。
「まだ着かないのー?」
とドライブに飽きてきた子供たち。
「明るいうちにホテルに入ろうよー」
と不安な私。
渋滞を抜けて、再びガタガタ道を走っていると、
今度は雲行きが怪しい。。。
思った通り、あっという間に「ドドドドドーッ」と大雨が降ってきた!
ワイパーをハイスピードにしても、ぜんぜん前が見えない!
おまけに、デコボコハイウェイにはあっという間に水が溜まって行き、まるで池のようになっているところもある。
隣の車から水しぶきがかけられたりしたときは、泥水洗車状態である。
超危険な状況の中、ゆっくりと必死に運転するパパ…。
予定外の渋滞と大雨と、ガタガタ道路のせいで、ナーコンラーチャシーマの町へ到着したのは、夜の7時をまわっていた。
家を出てから、既に7時間も経過してしまい、
くたくたに疲れた私たちは、ホテルに向かう途中で夕飯を買い込み
ホテルの部屋でいそいで夕飯をかきこんで、翌日に向けて、ベッドに入ったのだった。
翌朝。木曜日。ホテルを7時半に出発。
この日は、バンコクまで、残りの300キロを走る予定。
この日の予定は、昼までにバンコクに入り、午後から学校探しをする予定であった。
前日と同じく、タイのハイウェイはデコボコで穴だらけ。
時速80キロが精一杯である。
途中で大雨に振られ、ガタガタ揺られながらも、5時間くらいでバンコク市内へ入ることができた。
バンコク市内へ入ったら、今度は渋滞がひどかったり、地理がわからないのであっちこっち走りまわり、時間だけが過ぎて行った。
無駄に時間を過ごしてしまったこともあったが、夕方、予定していた学校を一つだけ、見学に行くことができた。
ここの学校は、女子校で、タイ人の女学生があこがれるというお嬢様学校だ。
確かに、活気があって、賢そうな生徒がたくさんいるようだった。
その雰囲気に圧倒された長女と次女を連れて、学校の事務室に行った。
事情を説明し、話を聞いてみるたのだが、そこの学校へ入るには
「入学試験」
があり、しかも
「入学は来年度から」
と言われてしまい、2学期からの入学は受け付けていないとのことだった。
「はい!却下!」
となってしまい、先行き不安な学校探しのスタートを切ったのだった。
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翌日。金曜日。
この日は、長女の友達のお母さんが紹介してくれた、バンコクに住むタイ人女性トゥーさんと一緒に、学校を見て回る予定だった。
トゥーさんとは、13時に待ち合わせの予定だったので、午前中は、目星をつけていた学校を見学する予定だった。
朝7時半にホテルを出発!
最初に行った学校は、タイ人が紹介してくれた学校である。とてもキレイな学校で制服もかわいい。
長女も次女も
「ここの学校いいんじゃない?」
なんて言いながら、事務室へ行ったところ
「外国人の入学は受け付けていません」
と言われてしまった…。
「外国人でも入れる学校が、この辺にありませんか?」
と先生に聞いて、ほかの学校を紹介してもらう私達。
学校名と住所を聞いて、今度はそこへ向かう。
次の学校へ行ってみると
「幼稚園と小学校のみ」
で中学まではない。
我が家の長女はあと半年で中学生になるので、小学校・中学校が一緒の学校を希望していた。
そんな事情を説明すると
「姉妹校がほかにあります。ここなら高校まであります。」
と紹介してくれたのだが・・・。
場所がぜんぜん離れている。遠すぎる。通えない・・・。
こりゃダメだ…。
ということで、また一から振り出しに戻った。
「トゥーさんとの待ち合わせの時間も迫っている。予定していた最後の学校に、急いで行ってみよう!」
と言うことで、車をスタートさせた。
車のナビに学校の住所を設定し、目的地へ向かう。
「もう少しで到着するよ。」
とパパが言ったとたん
ガタガタガタガタガタガタ・・・
嫌な予感・・・。
「んん?もしや・・・パンクか!?」
とパパ。
「えええええええ!またパンクうううううう!?」
と女性陣。
「何も踏んでないよなあ?何でパンクするんだあ?!」
とパパも困っている・・・。
この車、買ってすぐにパンクした実績がある。
ちょうど一年前だ。
そしてまた、同じところのタイヤがパンクしたのだ。
「ぜったい、この車、おかしい!!」
と私も子供達も確信した。
パンクはしたものの、目的の学校はすぐ目の前だし、トゥーさんとの待ち合わせの時間も迫っているので、パンクしたまま学校へ向かった。
学校の脇へ車を止めて、パパはパンクを直すと言う。
その間に、私と子供で、学校の事務所に話をしに行くことになった。
パパがタイヤ交換の準備をしていると、学校の管理人のおじさんや、スクールバスの運転手さんがやってきて、
「パンクか?タイヤはあるか?見せてみろ。」
などと言いながら、タイヤ交換を手伝ってくれた。
その間に、私と子供達は、学校の事務所へ行き、
事情を説明して、入学ができるかどうかの確認をした。
「入学に必要なのは、現在の学校に用意してもらう書類とパスポートです。外国人でも歓迎しますよ。」
と言ってくれた!
「やったー!入れる学校が見つかった!入学試験もない、幼稚園から小学校、中学校まである!しかも、学費が高くない!さらに英語強化クラスがある!」
と、我が家が希望している条件が揃った学校だったのだ!
住宅地の中にある、小さな学校だが、環境も良さそうだしいいだろう。
ひとまず、入学できそうな学校が見つかり、ホッとしたのだった。
周りの人の助けを借りて、パパはタイヤ交換をすることができ、なんとか車も乗れるようになった。
その後は、トゥーさんとの待ち合わせ場所まで車を走らせ、午後はトゥーさんと一緒に、いくつか学校を見に行ったのだった。
トゥーさんの紹介してくれた学校は、外国人OKの学校でも、駅から遠かったり(私の通勤が不便になる)、学費が高すぎだったり、
小学校までしかなかったりして、なかなかピッタリくる、学校が見つからなかった。
本当は、この日に学校を決めて、翌日にはノンカイへ帰る予定であったがしっくりいく学校が見つからない・・・。
20時近くになって、くたくたになってホテルにたどり着き、
「学校が決まらない!時間もない!どうしよう???」
と不安になりながら、バンコク滞在を延長する覚悟で翌日も学校探しをする事に決めた我が家であった…。
つづく…。
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コメント
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ノンカイでの再会から時間が経ってしまったけど、いつもブログを見て奮闘している様子に感服しています。
バンコクでの新しい生活が無事に始まりますように。バンコクにはまた行くのでその時はたくましくなってる娘さん達とまたご飯行きましょう!
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ブログ読んでくれてありがとう!
ノンカイはもう二度と(?)訪れることがないかもしれないけど
バンコクなら、遊びに来やすいものね!
ご飯はもちろん、うちにも遊びに来てください!
Iさんも仕事がんばって!私もバンコクでの初仕事に挑戦してみます。
ぱこ