毎年恒例の我が家のイベント「クリスマス」。
タイに来てからは、
「サンタクロースがタイには来ない」
と心配していた子供達。
昨年は、パパが日本にいたので日本のおうちにプレゼントが
届いたのだが、今年はパパがタイにいる。
「日本のおうちにプレゼントが届かないよー。」
ととても残念がっていた。
「信じていれば、きっと来るんじゃない？」
と子供達を励ましつつ、クリスマスイヴを迎えた我が家。
「クリスマスと言えばチキン」というのは日本だけらしい。
タイ人に言うと
「なんでチキンなの？」
と聞き返されてしまった。
子供達のリクエストで、チキンはタイのイサーン名物「ガイヤーン」にした。
鳥一羽を炭火で焼いた「ガイヤーン」はきっと家で焼くより
美味しいのではないか？
この日は、「ガイヤーン」２羽ともち米、サラダとミルクスープのメニューにした。
夕方になってから、急にクリスマスの飾りつけを始めた長女。
タイにいるとイマイチ、クリスマスの雰囲気が味わえず
気分も盛り上がらないのだが、長女のおかげでパーティっぽくなった。
「メリークリスマス！！」
と一応乾杯して、ガイヤーンをたらふく食べ、それなりに楽しい夕飯だったが家。
「サンタさんが来れるように、早く寝るぞ！」
といつも通り、早寝した子供達と私。
そして翌朝。
この日から学校は冬休みなので、寝坊していた子供達。
のんびり起きだした次女は、サンタクロースのプレゼントのことは
すっかり忘れている様子。
続いて起きて来た長女から
「サンタさんからプレゼント来てる？」
と言われて、あわててプレゼントを探し始めた二人。
「やっぱり来なかったか～」
と残念そうな二人に
「もっとしっかり探したら？玄関の方とかさ！」
とアドバイスすると
「ママ～！！あったよー！！来て～！」
と大声がした。
行ってみると、玄関に三つプレゼントが並んでいる。
そこの上の窓が２０センチほど空いていた。
「ここから入ったんだ！！」
と大興奮の長女と次女。
「サンタさん来てくれてありがとう♪」
「雪がないのによく来れたね」
「最近は夜は寒いから、きっと来れたんだよ～」
と話し合っている長女と次女がおもしろかった。
無事にプレゼントも受け取れて、大満足の子供達であった。
「パパ、お疲れ～」なワタシである。。。
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