お腹の風邪をひいていた次女とべったり張り付いて遊んでいた三女。
夜中に急に嘔吐!
イヤな予感は的中した!
やっぱり!
次女が元気になったら、今度は三女に風邪が
移ったようだ。
夜中だけでなく、翌日になっても元気がなく
何度も嘔吐している。
「今日は土曜日で病院も休みだし
とりあえず一日様子を見て、回復の兆しがなかったら
明日に病院へ行こう」
と思っていた。
昼間大家さんに会ったときに、三女の様子を話すと
「移るのは当たり前だ」
と言われてしまった。
一日様子を見ていたが、夕方になっても
三女の吐き気が治まらず
「夜中に吐かれたらまた大変だから
吐き気止めでも貰いに行こう」
と軽い気持ちで病院の救急に行くことにした。
すると。
「点滴入院してください」
と即答する先生。
「家族入院だと特別個室のみです。一日〇〇バーツですけどいいですか?」
と言われ
「うわ!高い!」
と思ったけど、断れるわけもなく
去年の長女に続いて、今年は三女が入院することになってしまった。
急な家族入院に、何も準備していない私は
一旦家に帰って、お泊り用具を持って来なければならない。
三女はそのまま病院で点滴を始めるので、
三女には長女に付き添ってもらい、
私と次女は入院の準備をするために一旦家に戻った。
入院の予定は全くなかったから、家事はやり途中だし
キッチンはグチャグチャだし、部屋も散らかっている。
とりあえず急いで一泊分の着替えなどを用意し、
泣いてるかもしれない三女のために、グチャグチャのまま
家を飛び出して来た。
病院へ行く途中、子供達と私の夕飯を速攻で買い
急いで病院へ向かった。
病院へ着くと、点滴に繋がれた三女がいた。
小さな手に痛々しいが、点滴のおかげが少し表情が
楽になっている。
やはり脱水ぎみだったのだろう。
体が小さいほど、すぐ脱水症状になってしまうので
「ちょっと吐き過ぎ?」と思った時は、点滴をするのが
一番いいのだ。
家族4人揃ったところで、看護婦さんに
お高い(泣)特別個室へ案内してもらった。
長女のときと同様で、冷蔵庫やシャワーが完備され、キレイで
安いホテルなんかより、全然いい!
長女と次女は、大喜びでテンションアップだ。
看護婦さんが数人やってきたが、三女の様子より
「タイ語は話せるの?どこの学校?どこに住んでるの?」
と長女とのお喋りに夢中。。。
「タイ語も上手でカワイイわね!」
なんて看護婦さんに言われた長女と次女は得意げな様子。
そんなことより、元気のない三女の方を
診て欲しいんだけど、と思う私。
結局、お喋りだけして行ってしまった看護婦さん。
三女はひとまず様子見ってことだろう。
病室で夕飯を済ませ、寝る準備をしていると。
大家さんがお見舞いに来てくれた!
私は家を出る前に
「三女が入院になった」
と連絡しておいたのだ。
早速心配して様子を見に来てくれたのだ。
毎度のことながら、ありがたい!
「〇〇(三女のこと)がいたら、あなたは外に出れないから
明日は朝ごはんも差し入れてあげるからね。」
と朝ごはんの約束までしてくれた。
大家さんにお礼を言ってサヨナラし、
病院の消灯時間に合わせてみんなで寝た。
が!
1時間後、部屋中の電気がつき
「検温して下さい。お薬も飲ませてね。」
とやってきた看護婦さん。
電気を消さずに出て行ってしまった。
私は再び電気を消し、寝ることにした。
するとまた2時間後、部屋中の電気がつき
「検温して下さい」
と看護婦さんがやってきた。
また電気を消さずに出て行ってしまった。
再び2時間後、部屋中の電気がつき
「検温して下さい」
とやってきて、電気を消さずに出て行く看護婦さん・・・。
これを数時間ごとに繰り返す・・・。
「夜中に何回検温すればいいんだ?」
「検温の度に部屋中の電気をつけるのやめてくれー!
子供達が起きてしまうではないか!」
「部屋を出て行くときは電気を消してくれー!」
と心で叫びながら、2時間ごとに起こされたワタシであった。
翌朝。
ぜんぜん寝た気がしない私の横で
三女はお目々ぱっちり!
眠たい私の顔をじーっと見ながら笑っている。
だいぶ元気になったようだ!
これなら退院できるだろう!
三女の声で、長女と次女も起きてしまった。
その時まだ朝の5時。
朝から病室で騒いでいると、
6時半過ぎになって、大家さんの親戚のおばちゃんが
来てくれた。
約束の朝ご飯を届けに来てくれたのだ!
「カーオ ピアック セン」という、うどん。
大家さんはここのお店が好きなのだ。
次女が「お腹すいたー」とうるさかったので
朝食を持って来てくれたのは、本当にありがたかった。
朝食も食べ、テレビも見放題、それでもだんだん飽きてくる私達。
「何時にお医者さんは来るんだろう」
と思った私は、検温に来た看護婦さんに聞いてみた。
「今日は日曜日だから先生の回診は昼過ぎ」
と言う。
お医者さんの許可がなければ、退院もできない。
「早く帰りたいね~」
なんて言いだした13時近くになって、やっと
お医者さんの回診があり
「退院OK」
となった!
スカイプでパパに子供の様子を伝えるたび
「お前たち、いつも誰かしら具合悪くなってないかー?
また入院かよー。いつも元気なのはオレだけだ!」
と呆れられてる私達。
家族の人数が増えれば増えるほど
家族全員が元気になるまでの時間はかかるものだ。
家に帰れたのは夕方近く。
山のような洗濯物や、キッチンの片づけで
ヘトヘトになってしまったが、一日で退院できたのは
本当によかった!
「次に入院するのは私だね~」
なんてふざけて言う次女だが
「いや、もうやめてくれ!」
と言い返す私。
風邪をひいたり具合が悪くなるのは仕方ないけど、
我が家の場合は「家族全員で入院」になるので
入院だけは、ほんっとにやめて欲しい!
次女と三女に続き、私や長女がダウンしないよう
まだまだ心配が尽きないワタシである・・・。
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