長女の具合はまだまだ・・・悪い。
おまけに私までまた熱と吐き気がぶり返してきた休日。
おまけのおまけに、三女がまた嘔吐した。
今回の胃腸の風邪は、ほんっとにしつこい！
私は、まだ微熱のうちに食料を買いに行こうと
朝のうちに三女と次女を連れて外へ出た。
すぐに大家さんも出てきて
「〇〇（長女）はどうだ？」
と聞いてきた。
「今日も体調悪いみたい。食欲もないし。」
と言うと、
「これは栄養があって美味しいよ」
と卵をくれた。
見た目は普通の卵だが。
実はアヒルのゆで卵！
「変わったものが苦手」な長女はアヒルの卵なんて
食べないだろうなーと思いながら、ありがたく受け取り
次女が味見。
「うげ！おいしくない！」
と言う。
鶏卵より白身に歯ごたえがあり、少しクセのある味だ。
しっかりと塩味がついており、私は美味しいと思った。
さらに大家さんは、なぜか「しょうゆ」をくれた。
大家さんが言うには、我が家で使っている日本のしょうゆは
「酸っぱいからお腹によくない」らしい。
「酸っぱい？ポン酢のことか？」
と思ったが、微熱のある私は説明するのも面倒だったので
「わかった、わかった」
と言って素直にしょうゆを受け取った。
このタイの醤油は、砂糖やダシが入っていて、
いわゆる「シーズニングソース」である。
卵やご飯にかけたり、炒め物の味付けにいいのだが
添加物も入っているので、私としては純粋な醤油を
使いたいのだが・・・。
大家さんは、長女の長引く体調不良と体力の無さの
原因は食生活にあると思っているらしい。
私が食べさせているものが「よくない」と疑っているらしい。
その原因の一つが「日本のしょうゆ」って思ったらしい。
そして
「みんな少ししか食べないだろう？痩せてたら強くなれないよ！」
と言われた。
確かに、我が家はみんな痩せ形だ。
だが少食でもないし、元気なときは逆に食べ過ぎなくらい
食べるときもある。
痩せていても健康な人もいれば、太っていても虚弱な人もいるし
体型だけで判断できるものではない。
健康に太っているならいいけど、お菓子で太っていたら
健康とは言えないし。
食べる量や体型・体重は、その人なりのベストな量があるのだから
「たくさん食べる＝太り気味＝健康」ではないハズ。
だが、「太っていることは、健康と豊かさの象徴」みたいな
考えがタイ人にはあるので、その辺は上手くやり過ごすしかない。
こんなに「肥満・メタボ＝不健康」で「ダイエットして健康になろう」
が当たり前の日本とは真逆のタイなのであった。
そんな大家さんとのやりとりをし、買い物へ行き
家事をしていると、さらに具合が悪くなってきた私。
子供達３人は相変わらずテレビを見てゲラゲラ笑っているので
育児を放棄して午後は横になっていた。
私は寝ていたおかげで夜には少し回復したが
長女はまだまだダルそうだった。
それにしても、今回の風邪はよくなったり悪くなったりを
繰り返し、とてもしつこい風邪だ。
また具合が悪くなるのではないか、と
明日が怖いワタシである・・・。
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