恐怖の館。。。

ここ一週間で晴れた日が続き、乾季に入ったな?と感じられる日々。
雨の季節が終わってホッとしている我が家。なぜなら。
雨季は生き物がたくさん出て来たり、果物が実ったり、「恵みの雨」な訳なのだけど。
我が家には困った事が。。。
それは、カエル 。
ここに引っ越して来た日に、家の中に一匹いた。
カエルが大の苦手な私は、引っ越しの手伝いをしてくれたおじさんにカエル退治を
お願いし、「これでよしっ!」とこの家に住み始めたのだが。。。
数日後、リビングに出没。
「ぎゃ?ああああ」
翌日、キッチンの食器棚にある食器の間から出没。
「ぎゃ?ああああ」
翌日、風呂場に出没。
「ぎゃ?ああああ」
翌日、トイレに出没。
「ぎゃ?ああああ」
その翌日も翌日も翌日も。。。至るとこに出るわ出るわ。。。
朝からぎゃ?ぎゃ?悲鳴をあげながらカエル退治をしていた。
大きいものから小さいものまでいたから、同じカエルではないはず。
「何で室内に?どこから入って来るの?何で毎日出てくるの?」
日本ではこんなことあり得なかったし、カエルそのものを見ることがなかったから
カエル退治は一番の悩みのタネだった。朝起きて一番にどこに潜んでいるか
「カエルチェック」をするのが日課になってしまい、精神的にもくたびれて来た。
カエル侵入経路がわからないから、とりあえずドアの隙間をボロ布で塞いでみたり
捕獲用に虫取り網を買ってこようかと考えた。
しかし、こっちでは虫取りなんかしないのか、釣り用の網しか売ってなくて、
釣り用だと持ち手が短かすぎて、至近距離に近づけない私にはダメ。
いい方法は見つからない。
カエルが家の中に出るたびに、大家さんに相談したけど
「どこの家もそうだ。捕まえて遠くに放り投げればいいさ。噛みつきやしないよ。わっはっは。」
って本気で相手にしてくれない。こっちではカエルを食べるくらいだから
「カエルが怖い、なんて理解出来ないんだろうなあ。」
と思いながら、我が家には切実な悩みだった。
大家さん曰く
「カエルは雨季だけ。大きいカエルは食用に全部捕まえられちゃったから、もうみーんな
いなくなっちゃったよ。わっはっは。」
だそうだ。これが本当なら、これから半年はカエルに怯えないでいいけど
また来年の雨季になったらたくさん出てくるんだよね。。。ぞっとする。。。
タイは、特にここの田舎は自然がたくさん、生き物たくさん、お花もたくさん、フルーツたくさん
でいいのだけど、生き物と人間が共存しすぎてて、東京の人口的な生活をしていた私には
慣れるのにまだ時間がかかりそうだ。
虫やチンチョ(ヤモリ)なら大丈夫なんだけどなあ。
カエルが近寄ってこない方法知ってたら教えて欲しい。。。
kaeru
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