タイにいるワケ

日々の出来事もいいけれど、今回はタイに来た理由を書いておこうと思う。
2011年3月11日の東日本大震災。そして原発事故。
放射能に関して、私はド素人だし、その影響についていろんな意見があって
当然だから、何が「正しい」とか「間違っている」とか言うことはできない。
ただ、私ができる範囲で調べたり、様々な角度から放射能汚染について考えてみた結果、
「今住んでいる場所で子育てしたくない」
という結論になった。
水、食物、空気、土壌、雨、雪、草、花。。。
生きて行く上で欠かせないもの、体の成長や健康維持だけでなく
子供にとっては心の成長にも繋がる大切なものが
安心して摂取できないのであれば、
「人間として生きる最低限の権利」を奪われるのと同じだと思うのだ。
なぜ、毎日不安を抱え、怯えながら生きていかなければ行けないのか?
なぜ、子供達に泥んこ遊びをさせてあげられないのか?
なぜ、食べたい物を好きに食べられないのか?
そんな疑問を抱えながらも事故から1年以上が過ぎていた。
「子供が小さいうちだけでも今の土地を離れよう」と漠然と考えていたが
なかなか具体的にならなかった。
そんなある時、幾つかの偶然やタイミングが重なり、「タイのイサーン」という場所を
知ることになった。
「イサーンで生活できるかも!」と思い始めてから二週間後には現地に下見に行き
そして即決、というかなりのスピーディさだった。
まさか日本を飛び出すことになるとは夢にも思わなかったが
「タイに呼ばれている」かのように私の心に迷いはなかった。
私の判断や行動に、まわりは100%理解を示している訳ではない。
私の「ワガママ」として許してもらっているのである。
様々な事情で身動き出来ない人がたくさんいる中、一時避難出来る
私は幸せだと思う。本当にありがたい。
言葉の壁、カルチャーショック、時には挫折もあるけれど。。。
子供達が思う存分自然と遊べる環境に満足している。
たっくさーん、遊んでいいんだぞ?!!
4
5
ランキングに参加中!宜しければクリックお願いします!

人気ブログランキングへ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする