ハチミツ

タイに来た当初。
子供達のリクエストでホットケーキを作るために、ハチミツを買ったことがあった。
いくつかある中で私が選んだハチミツは、何だか独特な、クセのある味だった。
ホットケーキに付けても、ハチミツの甘みよりも香りが際立ってしまい
食べていて、気になる。
子供達も「このハチミツ、美味しくない」
と言って、評判が悪かった。
それ以来、タイでハチミツを買わなくなった私。
しかし、先日。
大家さんから庭で採れた大量のライムを頂いたので
「ライムジュース」を作ろうと思い、久しぶりにハチミツを買いに行った。
数あるハチミツの中。
また、失敗したときのことを考え、一番小さいものを選んだ。

タイ語で「ラムヤイ」と書かれている。
ラムヤイの花のハチミツのようだ。
そして後日。
ライムジュース作りの際、ハチミツを味見してみると。。。
「げっ！前回と同じ味じゃん。。。」
香りが強くクセのある味。
来タイ当初に買ったハチミツもラムヤイのハチミツだったのだ。
「タイ産のハチミツって美味しくないの？」
「日本で食べてたような、フツーの味が欲しいんだけどなあ」
と思った私は、タイのハチミツについて調べてみた。
すると。。。
このラムヤイのハチミツ。
なんと「世界三大ハチミツ」のうちのひとつというではないか！
正確には「台湾産のラムヤイのハチミツ」であるが
タイ産でも「ラムヤイ」には変わりない！
「若干食べにくいこのハチミツだが、実はグルメなハチミツだったんだ！」
と知った私。
確かに「世界の珍味」と言われるものほど、クセがあったりするものだ。
ちなみに「ラムヤイ」とは果物で、今が旬真っ盛り。

ぶどうのような形でみずみずしく、香りは梨に似ていて、味はライチのような感じ(私個人の感想)。

中には種が入っている。
子供達が大好きな果物のひとつだ。
タイにはまだほかにも様々なハチミツが売られている。
高級(?)ラムヤイハチミツは味わったので、次回はまた違うハチミツを買ってみよう。
いろいろ試して行く中で、新たな発見を楽しんでいるワタシである。。。
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